福祉用具のレンタル

身体状況や住環境に合わせて生活に必要な福祉用具を借りることができます。
適切な福祉用具は暮らしの質を向上し、本人、家族、介護者の負担軽減につながります。

レンタルベッド
●ベッド

身体状況に適したベッドや寝具は「寝る・身体の向きをかえる・起きる・立ち上がる」など様々な動作を補助。本人・介護者の負担を軽減し、良い睡眠につながります。


●座椅子・杖・歩行器

年齢を重ねると身体が変化し、関節の動きや歩き方が変わります。「座る・立つ・歩く」は移動の基本。自分だけで判断せず福祉用具取扱専門相談員などに相談し、しっかりサポートしてくれる座椅子・杖・歩行器を選びましょう。

   
レンタル車椅子
●車椅子

車椅子には自分で操作する「自走式」と介護者が操作する「介助式」があります。自分に合った車椅子を選ぶには、体格・操作性・利用目的・使用環境など、様々な条件を多面的に判断する必要があります。継続的なメンテナンスも必須なので、福祉用具取扱専門相談員などの専門家に相談しましょう。

レンタル電動カート
●電動カート

電動カートは道路交通法では「歩行者」とされており、運転に免許証は必要ありません。時速1~5km/hで走行し、家庭用の100Vの電源で充電し電力で走行します。利用したい場合は身体状況・利用環境などに適した車種選びを行う必要があり、事前に試乗することをおすすめします。



●福祉用具の利用のしかた


1. 介護保険を利用しレンタルする

要介護認定を受けている人は介護保険のサービスを利用し、レンタル対象品目の福祉用具を指定事業者から借りることができます。
レンタルの場合は身体状況や住環境の変化に応じて、その時々に必要な福祉用具に借り換えることが可能です。
利用者の自己負担額は指定事業者が提供しているレンタル料金の1割となります。


2. 介護保険を利用し購入する

介護保険のサービスを利用し、特定福祉用具を指定事業者から購入できます。
年間10万円までの購入であれば1割負担(償還払い制度)で購入できます。10万円を超える場合、特定福祉用具以外の福祉用具を購入する場合は全額自己負担となります。


3. 購入する

全額自己負担であれば誰でも必要な福祉用具を購入できます。
市区町村窓口・介護保険での手続きは必要ありません。
 


介護保険の申請手続きや利用に関するご質問等はお住まいの
「市区町村窓口・地域包括支援センター・居宅介護支援事業所」へご相談ください